コーヒーと言えば、日常生活で欠かせない飲み物ですよね。
しかし、コーヒー豆の種類には様々な種類があり、それぞれ異なる特徴があります。
ここでは、代表的なコーヒー豆の種類とその特徴について解説します。
1.アラビカ種
アラビカ種は、世界中で最も一般的に栽培されているコーヒー豆の種類です。
香りがよく、酸味や苦味がしっかりと感じられるのが特徴です。
また、酸味と甘味のバランスが取れており、非常にコクがあるため、コーヒー好きにはたまらない味わいです。
代表的な産地は、コロンビア、エチオピア、ブラジルなどです。
1-1.コロンビア産
コロンビア産のアラビカ種は、酸味と苦味がバランス良く、非常に香り高い豆です。
また、コーヒーの銘柄の中でも有名な「ハバナ」という銘柄もこのコロンビア産のアラビカ種を使用しています。
1-2.エチオピア産
エチオピア産のアラビカ種は、フルーティーでフローラルな香りが特徴的です。
また、酸味が強く、苦味は少なめです。
エチオピア産のアラビカ種は、中東や北アフリカで飲まれるコーヒー「モカ」の原料としても知られています。
2.ロブスタ種
ロブスタ種は、アラビカ種と比較すると苦味が強く、コクが少なめの豆です。
そのため、ストロングな味わいが好きな人に人気があります。
また、栽培に強く、温度や湿度にも比較的強いため、栽培される場所も広く、世界中で生産されています。
代表的な産地は、ブラジル、ベトナム、インドネシアなどです。
2-1.ブラジル産
ブラジル産のロブスタ種は、コーヒーの生産量が世界最大であり、その生産量の大半をロブスタ種が占めています。
ブラジル産のロブスタ種は、コーヒーの苦味が強く、コクが少ないため、ブレンド用の豆として使用されることが多いです。
また、コーヒー豆の品質が悪くなりやすい環境でも栽培されているため、コーヒー豆の価格が比較的安価になることが特徴的です。
ブラジル産のロブスタ種を使用したコーヒーは、大衆向けのスーパーなどで手軽に購入することができます。
3.ライベリカ種
ライベリカ種は、エチオピア原産の希少なコーヒー豆の種類です。
エチオピア以外では、ケニアやタンザニアなどアフリカの一部の地域でしか栽培されていません。
香りが高く、酸味が強く、苦味は少なめです。ライベリカ種の中でも、特に有名なのが、ジャマイカ産の「ブルーマウンテン」です。
ブルーマウンテンは、世界で最も高級なコーヒーとされ、その味わいは香り高く、コクがあり、非常に滑らかな口当たりが特徴的です。
まとめ
以上、代表的なコーヒー豆の種類と特徴について解説しました。コーヒー豆の種類によって、香りや味わいが異なるため、自分の好みに合わせた豆を選ぶことが大切です。また、ブレンドされたコーヒー豆を使用したコーヒーも美味しく、豆の種類や産地にこだわったコーヒーも楽しめます。コーヒーの世界を広げて、自分に合ったコーヒーを見つけてみてはいかがでしょうか。